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畳が持つ『4つの効能』について

2019年6月8日

前記事:畳の原料『い草』の香り成分についてではい草の香りが人に与える良い影響について書きました。

今回は畳の持つ効能について4つに分けて書いていこうと思います。

湿気を吸収してくれる(吸湿・放湿効果)

畳は天然のエアコン作用があります。
畳床というものは、よく乾燥させた稲ワラを程よく圧縮したものです。しかし内部のワラは空気を含んだ状態になっており、これが室内の空気を吸い込んで湿気を下げてくれます。
(畳1枚は、約500ccの水分を吸収し、乾燥してくると放湿します。)
梅雨時などの湿気の多い時期は水分を吸収して、逆に室内が乾燥してくる冬の時期は蓄えた適度な水分を放出してくれます。冬に乾燥しやすい静岡は、畳がより適しているかもしれませんね。
しかし、その畳も古くなると、吸湿効果を失います。時々は畳に風を通すことが必要です。

鎮静・清浄効果

畳は空気清浄機のような役割もします。
畳表(たたみおもて)は、二酸化窒素ガスを吸着する作用があるようです。
畳が知らず知らずのうちに室内の環境浄化に役立っているそうです。
また、前回の記事にも書きましたが、畳の部屋はイ草がかもしだす香りで、疲れた体を癒し、心を静めてくれます。まるで森林浴をしているような効果を与えてくれます。

吸音効果

畳は防音材の役割をはたします。
畳床(たたみどこ)はワラを縦横に配し、40cmくらい積みとげたものを5cmほどに圧縮してつくられるため、畳には弾力が生まれ吸音効果があり、振動をやわらげます。
隣や真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。またテレビ・ステレオなどの音響製品の音も畳だと和らげてくれますね。
現在は、ワラを全く使用しない畳床(建材床)が普及品において主流になりつつありますが、ワラ床と効果は変わりありません。
お子さんが小さい時には、むしろ畳は走り回る音を和らげてくれそうですね。

保湿・断熱効果

畳は天然の断熱材とも言えます。
イグサは直径1.5mmくらいの細い草です。しかし断面はスポンジ状になっています。
またワラは中がストローのように空洞になっています。
イグサもワラも弾力があることで、空気をたくさん含んで熱を遮断する働き(断熱効果)があります。冬は、室内の温かい気温を外へ逃がさず、夏は、外気の高温の新入を防ぐ働きをします。
確かに、夏の熱い日差しの日でも、畳がある部屋はそうでない部屋よりも少しさわやかに感じますね。

手入れがそれなりに大変なイメージがある畳ですが、日本の気候に適したものでもあります。
何より、大の字に寝転ぶと気持ちがいい!(※個人的な感想です)

ストレスフルな現代を乗り越えるには、利便性・簡易性を重視するだけでなく、身体や心によい効果を与えるものを身近に置いておくことにも注目してみていただければと思います。