ふすまの張替え 網戸LPへ

戸襖(とぶすま)の張替えで困ること~めくれたベニヤをどうするか~

2019年6月13日

今回は、戸襖(とぶすま)の張替えの際に困ることについてと依頼者様への対応について書きました。

戸襖の張替えで困ること

その一つが静岡で多い戸襖の張り替えに関してです。
戸襖の下地はベニヤ板です。
年月が経ち古くなった襖は当然ベニヤ板も古くなっています。
ベニヤ板は接着剤で張り合わせて作ってあるので、古くなると接着力がなくなりいたがめくれてきてしまうことがあります。


少しわかりにくいかもしれませんが、こんな風にベニヤがめくれてしまうとそのまま襖紙を張ることができません。
特にこの写真のように糊をつける縁に近い部分がめくれるとアウトです。

ちゃんと修復するためにはベニヤ板を交換することになりますが、金額と出来上がりを考えるとそこまでするのであれば新しく作った方が・・・
となります。

はがしてみないとわからない中の状態

困るのは、このベニヤの傷みはいま張ってある襖紙をはがしてみないとわからないことが多いことです。
はがしてみたらベコベコだった~ということがあります。もともとはそんなに傷んでいるように見えなくて、まだまだ使えそうなのに。。。
ということで写真のようにきれいにめくれてしまっている場合にははがれたものを接着剤でつけるという簡易補修することもあります。

お客様が納得して選ぶことが大事

和紙が引っ張る力は非常に強いのでめくれてしまうような傷んだベニヤでは紙の引っ張りに負けて浮いてしまう可能性があります。

そして、糊付けする部分が傷んでいると仕上がりもきれいにできません。

そのあたりはお客様に説明して相談のうえ納得していただける対処をします。

まとめ

・古くなった戸襖は接着力が弱くベニヤ板の部分がめくれてきて剥がれやすくなり、その状態では張替えはできない。

・中のベニヤ板が傷んでいるかどうかは、襖紙を話してみないとわからないことが多い。

・戸襖の中の状態を説明して、お客様が納得のいくような対応を心がけている。