ふすまの張替え 網戸LPへ

ふすまが剥がれた時にやりがちなNG行動と応急処置

2019年5月9日

おはようございます。「和」の張替え専門店・金沢屋日本平店です。
今日は「張替えを頼む前にしてしまいがちなNG行動」と応急処置について書きたいと思います。

ふすまに穴が開いたり破れた時どうしていますか?

張替えをしていると、剝がれてしまった部分をお客様が補修した努力の跡を見ることがあります。

小さな穴なら、部分補修用のシールがホームセンターなどで売られているので、そういったシールで対応されていることもあります。

障子・ふすま補修シート     Amazon.co.jpより


大きく破れてしまった場合は、ふすま補修紙や、お手元にあった和紙や包装紙など、大きめの紙を切って破れた場所に張っているお宅もあります。

ふすま補修紙   Amazon.co.jpより
先日、張替えをしたお客様のふすまです。 きれいな包装紙を使って丁寧に補修してありました。

多少見栄えは悪くなりますが、緊急対応としてはアリだと思います。
なぜなら穴や破れをそのままにしていると、何かの拍子にそこから破れが広がってしまう可能性があるからです。

ただ、張っているふすま紙と同じ紙を揃えることは実際難しいので、色や材質の違いが気になることも出てくるかもしれません。
特に、大切なお客様が家にいらっしゃる時、部屋をキレイに片づけた時にここも何とかしたいな~というお思いになることが多いようです。

ふすま紙が端から剥がれてしまった時のNGな行動とは?

では、ふすまの端からはがれてしまった場合はどうでしょう。
補修用シールだと難しいですね。

「気になるから…えいっ!これでいいや!」

 

 

 

 

という、咄嗟の行動の中に「これだけはやめて欲しいな」というものがあります。

後から新しく張替えをしようとした時に、
「あぁ!やらなきゃよかった~」と後悔してしまいがちなことです。

 

 

 

それは、

・セロハンテープ
・ガムテープ
で縁とふすま紙を留めておく。

 

 

 

これが「NGな行動」です。

理由としては、

1、テープ跡が残り、綺麗にはがすのが困難(特に布のガムテープ・紙のガムテープ)。
2、ふすまの縁の塗りが取れてしまったり、傷んでしまう。

では、どうしたらいいでしょうか?

ふすま紙が端からはがれた時の対処法

セロハンテープやガムテープを使わず、何を使って対処したらよいか?

剥がれてしまったとき、一番縁を傷めないのはやはり「のり(糊)」です。


「ふすま・障子用のり」はホームセンター、Amazon・楽天市場等のネットショップで販売しています。はがれた箇所をまんべんなく塗るのは難しいですが、剥がれた場所を広げない・ペラペラして見映えが悪いところを補うことは可能です。
普段ご自身でふすまや障子を張り替える方は、こういった専用の”のり”をお持ちかもしれませんが、お手元にない場合やすぐには購入できない・でもすぐに直したい!そんな時は・・・。

”ふすま専用のり”がない方はコレ!

障子やふすまに使う糊は”でんぷん糊”です。
でんぷん糊であれば水に溶けやすいので、水で湿らせればはがれやすいです。
昔から売られている下の画像のような”のり”がお手元にある場合は、こちらでも大丈夫ですよ(^^)b 。
ダイソー、セリアなどの100円ショップで購入できます。


直した後の見映えもセロハンテープやガムテープよりは悪くなりません。
また、新しいふすま紙に張り替えようと思った時に、水で湿らせて、紙と接地面(戸襖の場合は板、和襖の場合は紙)が分離しやすく、下地部分を傷めにくいという利点があります。

もう一つ、家にあるもので応用できる方法があります。

いっそのこと、ふすまに使う”のり”を作ろう!

上でも述べたように、ふすまや障子に使う糊は成分が「でんぷん」です。
原材料として、小麦粉・コーンスターチや片栗粉と水で作ることが可能です。
(昔の人はそうやって手作りで糊を作っていました)

【手作り”のり”の作り方】

◎用意するもの
・小麦粉  大さじ2
※コーンスターチ・片栗粉でも代用可
・水    200ccくらい

◎手順
1、ボウルに小麦粉と冷たい水を加え、よく混ぜます。
2、小鍋に移し替え、弱火でかき混ぜます。
3、どろっとしてきたら出来上がりです。

でんぷんは熱を加えるとトロっとしてきます。
“のり”が薄くてつきが悪く感じたら、もう少し煮つめて(水分を蒸発させて)分量を少なめにしてみてください。

(余談ですが、小さい子が万が一口に入れてしまっても安全な”のり”です。おうちでやる工作の時にも使えますね(^^)。)

ただ、上記でも書きましたが、これはあくまで応急処置。

新しく張り替えて日が浅い(半年~1年以内である)とか、人為的な理由で剥がれたというものでなければ、張替えを行ったお店に問い合わせてみましょう。

金沢屋日本平店で張替えて頂いた場合は「万が一はがれても安心の1年保証」があります!そんな時はお電話下さい!
※保証期間を設けていないお店・業者もあります。必要だと思われる場合は施工依頼前にご確認を。
では、前回張り替えてから年月が経っている場合はどうでしょう?

ふすまのある環境で違うこともありますが、ふすま「紙」ですので耐用年数はあります(ふすま紙によって違います)。年数が経ったふすま紙はいわゆる「しょうがぬける」(形や性質が失われる・ポロポロ崩れる)状態になりやすいです。

このお客様のふすまは、色あせはあっても前日まで破れ等はなかったそうです。
ちょっと強い風が部屋を通り過ぎた瞬間、ビリビリ~と破れて驚いたそうです。

張り替えてから年月が経った上で剥がれてしまった場合は、張替えの時期かもしれません。

自分で張り替えたけれどすぐ剥がれてきちゃう。そんな時は?

原因→解決策として列記します。

・ちゃんと糊がついていない → 均一になるように糊をつける。
・糊が薄い         → 糊を濃くする。均一に糊をつける。
・下地が痛んでいる     → 凸凹になっている場合は、やすり等で平らにしてから張る。

両面テープを使うのは?

ふすま用の両面テープも販売しています。
両面テープは糊よりも剥がれにくいです。また、手軽である・均一に貼れるという点では、使いやすいものだと思います。

もしも、今回の応急処置後に、ご自身でふすまを張替えをされる時は、慎重に剥がすことをお勧めします。
(ドライヤーなどで熱を加えてから剥がします。)
静岡では和ふすま(下地が紙)はあまり多くなく、戸ふすま(下地がベニヤなどの板)が多いですが、両面テープを使用するとはがす時に下地を傷める可能性もあります。
そうなると、ふすま紙の張替えでは終わらず、下地の補修・交換が必要となってしまうことも。
「こうなるなら応急処置しなければよかった…」と思うことがないよう、なるべく下地を傷めない方法で応急処置するのが望ましいと考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ふすまも家の大切な一部です。
ずっと使うものなので大事にしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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