張替屋の年末大掃除特集④ツキを呼ぶ和室掃除編
こんばんは。
静岡市でふすま・障子・網戸・畳の張替屋を営んでおります、金沢屋日本平店です。
前回の記事で予告していた「和室掃除編~掃除のポイント」です。
大掃除のご参考になればうれしいです。
(参考文献:神様がやどるお掃除の本)
まずは、障子から。
1、障子の桟の掃除方法
障子の桟って、細いし、障子紙を破ってしまわないか神経使いますよね?
桟を掃除するのに適しているグッズがあるんです。
それは、「絹のはたき」。ほこりをはらう力があり、桟の掃除に適しています。
はたきは、汚れを取り去り、払い清める道具です。絹のはたきは軽く、優雅に清めることができるので、和室のお掃除にぴったりです。
2、障子の黄ばみ
これはもう、当店に張り替えを依頼していただきたいところですが、本によると「応急処置」があるそうです。
はけに大根おろしの汁を沁みこませて、黄ばんだ障子に塗ります。そうすると乾いた時に多少白くなっている…のだそうです。
気になった方はお試しください。
しかし、以下、このように続きます。
「ただし、障子の黄ばみは寿命です。部屋を明るくするには張り替えが一番。神さまを迎える気持ちが大事です」
昔は破れていなくても、毎年張り替えているお家が多かったです。
それは、こういった「年神さまをお迎えする」という考え方に戻づいているのかもしれませんね。
3、畳の正しいお掃除方法
畳の目に沿って掃除機をかけ、ほこりを吸い取った後に布でから拭きをします。
年に一度、天気の良い日にたたみを上げ、風を通すと、ダニやカビの予防になります。
畳がベトつくときは、水気を切ったプチバスタオルで拭き掃除を。
ただし、畳は水気を嫌うので、よく絞ったものを使ってください。
お勧めは、洗濯機の脱水を利用する事です。
それくらいしぼる事が大事なんですね~。
4、もっと清々しい和室に!
畳にあら塩をまいて、プチバスタオルでかき集めるように拭きます。
目に詰まった細かいゴミも塩と一緒に取れてお清めされます。
塩の残りが気になる方は、掃除機をかけましょう。
5、自然素材の壁のお掃除方法
最近、シラス壁や珪藻土の壁を使う方もいらっしゃいますよね。
(ちなみにうちもリビングもシラス壁)
自然素材の壁は、はたきで軽くほこりを落とす程度でオッケーです。
漆喰土や珪藻土の壁の手あかは消しゴムで消すことができます。
砂壁のような素材は水拭きはできません。はたきで取れないほこりは、掃除機の先をブラシノズルに付け替えてやさしくかけましょう。
5-1 砂壁や繊維壁がはがれてしまう場合
木工用ボンドを水で10倍に薄め壁全体にスプレーすると、ある程度のはがれを抑えることができます。
いかがでしょうか?
綺麗な和室にして、清々しい2018年を迎えたいですね。
和室のことなら静岡の金沢屋日本平店にお任せください(^^)
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