網戸張替えのコツ【2025年版】|ゴムの太さ・サイズとゴムじゃない網戸の違い
こんにちは、金沢屋日本平店です。
夏場や梅雨時は「網戸を新しくしたい」というお問い合わせがぐっと増えます。
今回は、網戸張替えで特に質問の多い 「押さえゴムの太さ・サイズ」 や、
少数派だけれど知っておきたい 「ゴムじゃない網戸」 について解説します。
DIYに挑戦する方も、プロに頼みたい方も、ぜひ参考にしてください。
網戸張替えでよくある悩み
・「自分で張ったのにすぐ外れる」
・「ゴムの太さが合っているか分からない」
・「古い網戸でゴムが使われていない」
➡ こうした疑問を解決するために、ゴムの基礎知識から見ていきましょう。
押さえゴムの仕組みと太さ・サイズの選び方
網戸はアルミ枠の溝に「押さえゴム」を入れて網を固定します。

- ゴムの太さは枠の溝ごとに違う
- 細すぎるとすぐ外れる
- 太すぎると入らない/無理に入れるとシワになる
✅ ゴムの太さを確認する方法
- ホームセンターで売っているサンプルで確認
- ノギス(幅を測る道具)で溝のサイズを測定
- 代表的な太さ:3.5mm、4.5mm、5.5mm など

❌ よくある失敗
- 古いゴムを再利用 → 劣化で弾力がなくなり外れる
- 太さを間違える → 網がピンと張れず見た目が悪い
ゴムじゃない網戸の種類と張替え対応
すべての網戸がゴム式ではありません。以下のような特殊タイプがあります。
木枠網戸
- 40年以上前の家で使われていることが多い
- ゴムではなくホチキスや釘で固定。木の棒をあてて釘でとめてある場合もある
- 張替えは可能だが、どうしてもシワが残りやすい

T字バー網戸
- アルミ枠だが、押さえ部分がゴムでなくプラスチックバー
- これも古いタイプの網戸で現在では作られていない
- 張り替えの時には押さえバーをはずして、網を入れ替えたら外したバーをつかって元通りに固定
- 材質がプラスチックでかなり古いものなので日焼けなどで劣化して割れやすくなっています。すでに割れてしまっていたり、外すときに割れてしまうものもある
- そのため、割れてしまった場合には網戸を新しいものに交換することになります(部品を製造していない)

プリーツ網戸(じゃばら式網戸)
- プリーツ網戸とも呼ばれカーテンのようにたたむことでコンパクトに収納できる網戸
- 玄関や小窓に使われることが多い
- 基本張替えはできず、網戸メーカー部品が網の部品を提供してくれているものであれば張替え可能。そうでなければ交換
- 網が固定されていて外すことができず、張り替えができない網戸もあり

「うちの網戸がどの種類なのか分からない…」という方も多いですが大丈夫です。
お見積りに伺った際に、サイズや網の種類とあわせて網戸のタイプもしっかり確認します。
網戸張替えに必要な道具
DIYで挑戦する方に欠かせないのが以下の道具です。
- 網戸ローラー:ゴムを押し込みながら転がす道具。ゴムの太さに合わせて幅違いあり
- カッター:余分な網をカット。1枚ごとに刃を折って新しい刃を使うときれいに仕上がる
- 押さえゴム:サイズに合ったものを準備する


網戸ローラー
いろいろな種類があります

カッター
網戸は硬いのですぐに刃こぼれします。
その都度新しい刃を使ってください(折って使う)
➡ ホームセンターには写真のような「網戸張替えセット」もあり、初めての方にはおすすめです。
アマゾンや楽天などもで購入できます。

DIYが不安な方はプロに依頼を
網戸張替えは「簡単」と紹介されることもありますが、
実際にはゴムの太さ選びやピンと張る作業が難しい部分です。
挑戦してみて「思ったより大変」と感じた方は、ぜひプロにご依頼ください。
当店では見積時に「網戸の種類」「サイズ」「ゴムの有無」まで確認して、
最適な張替えをご提案しています。
📞 お問い合わせはお電話・LINEからどうぞ(静岡市内および近隣地域)
まとめ
ふすま・障子・網戸・畳の張替えは、静岡の金沢屋日本平店にお任せください。
「ゴムの太さが分からない」「ゴムじゃない網戸かもしれない」など、
小さな疑問もお気軽にご相談ください。
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