住環境を整えるポイント~「利便性」と「心の豊かさ」~
おはようございます。
静岡市でふすま・障子・網戸の張り替えを行っております金沢屋日本平店です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
冒頭にも書いていますが、当店はふすま・障子・網戸・畳の張替えを主とした仕事を行っております。
張替えをご依頼いただいた方から、リフォームについてもご相談を受けることが増え、「お客様が過ごしやすくする」ためのリフォームを承ることも多いです。
長くご自宅で生活を送るために
住み慣れたご自宅で、できるだけ長く過ごすためには、住まわれる方が心身共に健康であることが不可欠です。なぜなら病気やケガがもとで身体が不自由になったり、認知症になってしまうと、ご自身が生活上コントロールできないことも増えてくるからです。
ご家族が介護される場合もあるでしょうし、ご自宅から離れた生活になる場合もあるでしょう。
いずれにしても、何も問題がなかった時のように「自分の意思で行動を決める」ことが容易ではなくなることが多いです。
そういった理由から「健康であり続けること」が大前提だと考えます。
健康に過ごすためには
「健康寿命」や「健康長寿」ということばが近年注目されています。
「健康」であることに関心が高い方は多く、テレビや本、雑誌などの特集の多さからそのことがわかります。
「食べ物」「運動」が多くの関心を惹きます。近年「脳トレ」と「運動」を組み合わせた「コグニサイズ」「シナプソロジー」なども認知症予防やその前段階とされる「軽度認知障害」の改善についても注目されています。
いずれも一過性で終わらず、生涯続けるつもりでやっていて始めて結果がついてくるものです。
自分に合ったものは何か?を知ることが大事だと考えます。
また、「住まい」が快適であることも健康寿命に影響があることも注目され始めました。
家の中の温度・湿度・光などの環境要素、危険な場所がないこと、そして運動しやすいスペース作りまで。
「日常生活を送る場所」を快適にすることで、心身の健康にとって重要な要素であると言えるのです。
では、「快適である」とはどのような状況でしょうか?
快適であることの条件1~利便性~
住みやすい住宅の条件として、住んでいる人の「年齢に合っている」ことが挙げられます。
お子さんが小さければ、『危険な物は置かず、大人の目が届きやすいスペース作り』。場合によってはベビーガード等が必要かもしれません。その他にも小さいお子さんが安全に過ごせること、忙しいお母さんが子育てしやすい空間であることが大事だったりします。
お子さんが大きくなれば、『勉強しやすい空間作り、コミュニケーションが取りやすい空間作り』など、「個人」と「集団」の境界をどのようにするか、がポイントになります。
そして、子ども達が独立し、親世代の年齢が高くなると、「家の補修」や「体力・筋力に合わせた場所作り」にシフトします。
若い頃に家を建ててそのまま使い続けると、年齢を重ねて高いところには手が届きにくくなり、椅子や梯子を使うと転倒のおそれがあります。
部屋の数は住む人の数より多くなり、階段の上り下りが億劫になるため、二階を使用する頻度が減少することが多いです。
逆に、お子さんの結婚と同居が決まり、これまでの家だと使い勝手が悪くなる場合もあります。
思春期の空間作りと同様に、お子さん一家と親世代はタイムスケジュール等折り合わないことも多いです。その場合、住まいの間取りや使い勝手によっては、起こらなくてもよい軋轢も起こることがあります。
以上のように、ライフプランに合わせた家の使い方をしていく必要があり、その時々に「使い勝手が良い」状態は、住む人を快適にさせてくれると考えます。
快適であることの条件2~心の豊かさ~
もしも、使い勝手が良いだけが「快適」と言うならば、人はなぜ部屋を飾るのでしょうか?
自分の好きな物を置き、美しいと思う物を飾る。
好きなタイプの部屋作りをし、好きなカーテン、ソファーを置く。
これは便利であるからではなく、「その状態が心地よい」からでしょう。
いわゆる「芸術」的な部分が人の心を潤します。
金沢屋日本平店が考える「住まいづくり」
当店では、人が気持ちよく生きていく上で、この二つの「快適」に関わっていきたいと考えています。
どうやって関われるのか?
それは、お客様のご希望を丁寧に伺い、そのお家にあったものをご提案していくことだと考えております。
それは利便性が重要となる「リフォーム」だけでなく、ふすまや障子を張り替える際に、どんなものを選ぶとその方の心が豊かになるかも考えていきます。
ふすま・障子・網戸・畳の張替えは静岡市の金沢屋日本平店にお任せください(^^)
お問い合わせ、お見積りについては、電話またはLINEにてお伺いさせていただきます。