健康寿命を伸ばす?住環境との関係について
今、住んでいる家は住み心地がいいですか?
それともイマイチ?
それはどの部分でしょうか?
「自分の理想通りの完璧な家なんてないよ」と思われる方が多いのかもしれません。
でも、住んでいる環境が「健康」や「寿命」に影響を及ぼすとしたらいかがでしょう?
「若さ」は「住環境」から作られるかもしれません。
そんなことを書いてみました。
アンチエイジング医学は食べ物だけじゃない!?
みなさんは「アンチエイジング医学」という分野をご存知ですか?
アンチエイジングという言葉は、化粧品や食べ物関連で耳にするかもしれません。
でも、実際はどのような分野なのでしょう?
アンチエイジング医学とは、『疾病の医学が対象としている「病気の治療」から、「健康な人のさらなる健康」を指導するというプラスの医療の考え方を持ち、いわば究極の予防医学ともいえるでしょう。元気に長寿を享受することを目指す理論的・実践的科学を定義としています。』(「健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)より抜粋)
健康寿命とリンクしますが、「ただ長生きする」のではなく「いかに若々しく健康に」生涯を過ごすか?という研究がなされているといえます。
そういった予防医学の分野を中心に健康寿命を延ばす要因として「住環境」が注目されております。
これまでの医学では「病気になってから必要な治療を行い、重症化や再発を予防する」という既に病気になってからの対応が主となっていました。
しかし、アンチエイジング医学の分野では「人の健康状態をより長く維持・増進させて、病気の発症を未然に防ぐ」という観点を重視しているため、「住環境」役割が重視されているのだそうです。
健康に影響を与える新たな柱「環境要素」
アンチエイジング医学ではこれまで、健康に長生きするための柱として「運動」「食事」「メンタル(精神)」の3つをあげていました。
これらの3本柱に加えて新たに「環境要素」を着目しています。
では、「環境要素」って、なんでしょう?
環境要素とは、「温度、湿度、光など、環境を構成するさまざまな要素」を指します。
そして、この環境要素をコントロールすることで、人の健康の維持・増進に役立つことがさまざまな研究からわかってきました。
人は、時代背景、周りにいる人、風土、地域性などからも影響を受けるということは、以前からわかっていました。
しかし、多くの人が最も長い時間を過ごす「住環境」の要因が健康に影響を与えることについては、意識しているようであまり意識してきませんでした。
過ごしやすい環境を知り、健康長寿を伸ばしませんか?
これまで、健康に長生きすることを目指して取り組んできた、「継続して運動すること」や「ストレス少なく、でも適度な刺激を受ける環境(メンタル面)」「何を食べるか(食事)」に加えて、「どんな住環境の要素が心身に影響を与えるのか?」も意識していただけると嬉しいです。
当店はふすま・障子・網戸・畳の張替え専門店ですが、リフォームにも携わっております。
ふすまや障子を張り替えただけで、部屋が明るくなり、お客様の表情も明るくなる瞬間を多々拝見してきました。
使いやすくリフォームすることで、かがんだり避けたりということがなくなり、スムーズに動作を行える便利さにストレスが軽減されることもあります。
「もう古い家だから…」と思わずに、これからも元気に過ごしていくためにも家の環境を整えてみてはいかがでしょうか?
このブログでは、今後健康寿命の視点からも記事を書いていきます。
ご参考になれば幸いです。