フェリーで静岡から北海道へ|クルマと一緒に旅する実体験ルートガイド【2025年版】
※ご注意※
本記事は静岡市の張替専門店「金沢屋日本平店」の筆者が、家族旅行でフェリーを利用した実体験をもとに執筆したものです。 張替サービスは静岡市近郊を中心に対応しており、北海道などへの出張張替えや施工は行っておりません。フェリーの最新情報は各運航会社の公式サイトをご確認ください(2025年6月現在)。
※この記事は2018年の旅行記をもとに、2025年に加筆・再編集しました。
当時の元記事はこちらからご覧いただけます。
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はじめに|フェリーで旅するという選択肢
クルマ好きの両親と3歳の息子を連れて、静岡から北海道へフェリーで旅する──。 移動手段として飛行機や新幹線が主流の時代ですが、のんびり海の上を移動するフェリーの旅は、時間に余裕があるからこそ楽しめる贅沢な体験です。
今回ご紹介するのは、両親の金婚式の願いを叶えるため、家族で計画した静岡~北海道のフェリー旅行。 旅行ルート選びや実際の体験、移動の工夫などを「クルマとともに旅する人」向けにまとめました。

静岡から北海道へのフェリー旅|候補にあがった3ルート
北海道へのフェリー航路は全国に複数ありますが、静岡から利用しやすいものとして、以下の3ルートを候補に挙げました:
▶ 名古屋~苫小牧(太平洋フェリー)
利点:名古屋港まで静岡から2〜3時間、アクセス良好
難点:所要時間が約40時間、往復だと6日間かかる
▶ 大洗~苫小牧(商船三井フェリー)

利点:所要時間が17時間程度と短め
難点:東京経由での移動に不安(首都高速利用)
▶ 新潟~小樽(新日本海フェリー)
利点:観光地・小樽に到着できる
難点:静岡から新潟港までの移動が長距離(約6時間)

私たちが選んだルートと決め手
最終的に選んだルートは以下のとおり:
【往路】静岡→大洗港→苫小牧(商船三井フェリー)
【復路】小樽→新潟港→静岡(新日本海フェリー)
決め手となったのは、両親の「行きと帰りで違う景色を見たい」という希望、観光地としての小樽の魅力、そして私自身が短期間で帰宅できる現実的なスケジュールでした。
旅の記録|4日間の家族旅行の流れ
【1日目】静岡~大洗港~苫小牧へ
静岡を朝出発、大洗港へ(約300km)
商船三井フェリー「さんふらわあ さっぽろ」に乗船
和洋室(2段ベッド×2)を利用し、家族3世代でゆったり過ごせました


【2日目】苫小牧港到着~札幌経由で小樽へ
苫小牧港13:30着後、クルマで札幌へ(約60km)
少しだけ大通公園を散策し、小樽まで移動(さらに50km)
小樽運河沿いのホテルに宿泊
【3日目】小樽~新潟へ(新日本海フェリー)

朝、小樽港から「ゆうかり」に乗船
和室2室を予約し、息子はフォワードサロンで大はしゃぎ

デッキから見た夕焼けが印象的でした

【4日目】新潟港着~静岡へ
朝6:00、新潟港到着
約460kmをクルマで移動し、夕方には静岡へ帰宅
フェリー旅の魅力と実感したこと
クルマをそのまま持ち込めるのは、北海道の広さを移動する上で非常に便利
フェリー内の設備は充実していて、小さな子どもも高齢の親もストレス少なく過ごせました
予約やルートの選択は、事前にしっかり情報を調べるのがカギ(とくに繁忙期)

まとめ|家族で過ごす、少し特別な旅時間
「早く着く」ことが旅の目的ではなく、「どんな時間を共有できるか」が何よりの思い出になると感じました。 高齢の両親との旅行は、今ある時間を大切に過ごす機会になり、小さな息子にとっても貴重な経験になりました。
もし、あなたやご家族がフェリー旅に興味があるなら、 “静岡からクルマで北海道へ”という選択肢もあることを知っていただけたら嬉しいです。
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本記事で触れている航路・設備・料金は 2018 年当時の体験談 です。
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